手術後はこうして過ごした

手術のことはなーにも憶えておりません。
手術用のベットはブロックサイズになったスポンジを並べただけの粗末なものだった。
これ意外の照明とかは前回膀胱ガンの手術室とは比べようの無いほど輝いていた。
このベットに寝転んで猫の背中のようにしろとの指示を受けた。
麻酔の注射だと思うが1回目は場所が悪かったらしく、やり直し。
2回目で適切な所に打ち込めたらしく麻酔の先生は満足そうに「うまくいった」連発。
記憶に有るのはここまで。

気がつけば翌朝となっていて、患者をたしなめる看護師の声が聞こえて目が覚めた。
我輩に食事が配給されること無く、ボーっと寝転んでいただけ。
そうこうしているうちに、リハビリのトレーナーが入ってきて、立ってみましょうと声かけてきた。
ベットから起き上がるのを支えてもらいながらも床に立ち上がることができた。
歩けの指示に従い歩き出す。
思った以上に歩がすすんだ。
病棟内を端から端まで歩き通した。
そうして当てられた個室に案内され今日のリハビリは終了。

個室はトイレ、シャワーも付いていた。
テレビと冷蔵庫は無料で使用ができると説明を受けた。
食べることができない私に取って冷蔵庫は無用な設備だし、テレビはニュースを日に1回だけしか見ないから有料でも無料でも大差なし。
どうして過ごしていたか、ナンプレ三昧でした。

回診が始まって俺の番。
先生は歩けたか問う。うなずく俺。
尿採集の管は後で抜きますって、おっしゃった。
手術後気がつけば肛門からの管は無くなっていたが、今度は前に管が付けられていたのだ。
この管も抜かれれば動きの制約は少なくなるので、きっと楽でしょう。
どっこい問屋は卸しませんでした。
管を看護師さんに抜いてもらった後で、おしっこがしたくなってトイレに駆け込んだ。
出ない、出たいのに出ない。
看護師さんに訴えて再装着となった。
出ない理由は背中に入れてある管のせいで、コントロール効かなくなってしまったらしい。
管を抜けば治ります、と説明された。
余計なことだが、肛門から差し込まれた管から便のコントロールは医師の領分、この尿採集管の取り外し・取り付けは看護師にも許された行為。
難易度からすれば採尿官管理の方が高いと思えたね。
医療って難しいんですね。

入院患者の回診の行為に疑問を感じてました。
ここは消化器センターの病棟だからセンター長とその他の先生、多いと4〜5人と、研修医らしき先生2人ぐらい。
合計で7〜8人になることも有るし、少なくても5人程が私のベットを取り囲んで、主に主治医か執刀された先生が質問したり、手術跡を確認したりします。
たいして意味の有りそうな診察とはいえません。
執刀された先生が毎朝回診前に覗いてくれて、異常や気分について確認してくれました。
大勢で回診する意味は理解できませんでしたが、この病棟のやり方に異を唱えてもそれこそ意味のない、負け犬の遠吠えでしか無いでしょう。
ついでに加えます。
手術前にへそのゴマの話をしましたが、手術跡を見ると確かにへその上を通るようにした切られた跡が残っています。ゴマを取る事が必要だったことが分かりました。

もう少し書き足したいので次回にします。

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